『本渡液化ガス株式会社』の最大の魅力は「地域のために」を中心に置いた経営方針です。ガス供給に限らず、住宅設備やリフォーム事業まで幅広い分野で地域の暮らしを支えています。災害時の迅速な対応や安定したエネルギー供給が評価されており、地域に根ざした信頼を築いています。社員教育にも力を入れ、資格取得や専門スキルの習得を積極的にサポートしています。

私たちは「安心・安全」と「信頼」を軸に、地域の暮らしを支える存在でありたいと考えています。「人に寄り添うことが仕事の基本」という言葉を大切にし、社員一人ひとりが誠実に業務に取り組んでいます。チームワークを重視し、互いに支え合いながら成長できる環境を整えています。

また、「ガス会社は、普通にお客様の台所に入ることができる数少ない仕事です。だからこそ、信頼される人間でなければいけないんです」地域のお年寄りに声をかけ、話を聴き、たまに野菜や手作りのおかずをいただくことも。「じゃあ次もあなたのとこに頼むね」と、その一言の重みを、社員みんなが感じ、喜び合いながら動いています。

1992年から30年以上続く広報誌「液化ガスだより」では、単なる社内報にとどまらず、自然豊かな天草の魅力を社員の手で発信し続けています。社員自らが山や海を歩き、その感動を「自然シリーズ」として文章に落とし込む姿勢は、地元愛の表れでもあります。
一方で、天草地域が抱える課題──特に若者の島外流出についても、私たちは真摯に向き合っています。将来、子どもたちが地元で働き、豊かに暮らせる社会を築くためにも、企業として「地域を活かす新たな事業創出」や「企業誘致」に取り組む意義を強く感じています。

現場に出て、「『なんで女が来るんだ』って、最初は現場で無視されることもありました」。

そう語るのは、5代目社長・端場昌美さん。今でこそ頼もしいリーダーだが、37年前に“事務職として未経験で入社した”一人。時代は昭和、ガス業界に女性営業など前例がなかった頃です。現場では年配の職人さんたちから言葉も交わされず、肩をすくめて帰る日もありました。「お茶の時間にそっと世間話をしてみたり、少しずつ打ち解ける努力をしました。何度も足を運ぶうちに、『また来たと？』って笑ってくれるようになって。あの時の嬉しさは、今でも忘れられません」その日々の積み重ねが、会社の知名度と信頼を築いていきました。

「大丈夫！誰にでも明日は必ずくる」──。これは私が大切にしている言葉です。どんなに辛い時でも、時間は進み、やがて朝はやってきます。だからこそ、「どがんかなる！」という天草らしい前向きな精神を忘れず、仲間とともに歩みを続けていきたいと考えています。企業とは、人であり、チームです。『本渡液化ガス株式会社』は、仕事だけでなく人生も支え合える場所でありたい。そんな想いを胸に、今日も天草の街を走り回っています。

現在、『本渡液化ガス株式会社』では新たな仲間を募集しています。未経験でも大歓迎！　大切なのは「地域の人の役に立ちたい」という気持ちと、「笑顔で働く力」。若手社員が多く、わからないことがあれば気軽に聞ける雰囲気があります。ガスや住まいのインフラに興味がある方、地域に根ざした仕事がしたい方、新しいアイデアで天草の暮らしを豊かにしたい方、あなたの力が必要です。一緒に、天草の未来、笑顔をつくっていきましょう。

天草の街に根ざし、30年以上にわたって“暮らし”を支え続けてきた『本渡液化ガス株式会社』。若手が多く活躍する社内には、地域やお客様に対するあたたかいまなざしと、仕事を楽しむ前向きなエネルギーが満ちています。広報紙から見える“地元愛”と“人の優しさ”は、企業という枠を超えて、天草そのものの魅力を感じさせてくれるものでした。ここで働くことは、単なる「仕事」以上の価値になるはずです。