熊本県天草市に本社を構え、80年近く地域とともに歩み続けてきた中村建設株式会社『中村建設株式会社』。公共インフラの整備から地域の防災体制まで幅広く担う中村建設が、どのように変革と成長を進めているのか。その歩みと未来への想いに迫りました。
中村建設株式会社|地域を支え、未来をつなぐ力——熊本・天草で新しい一歩を!

| 勤続年数 | 2022年(3年目) |
|---|---|
| 入社したきっかけ | 高校時代、進路に迷っていたときに、先に『中村建設』へ入社していた先輩が楽しそうに働く姿を見て「自分もここで働きたい」と感じたのがきっかけ。求人票で改めて会社を知り、入社を決意。 |
| ストーリー紹介 | 高校卒業後、すぐに建設の道へ進んだ山崎さん。入社3年目の現在は、舗装工として道路整備の現場に立ち、仲間とともに汗を流す日々を送っている。 アスファルト舗装の仕事は、見た目以上に繊細な作業。わずかな勾配の違いで水の流れが変わるため、地面を数ミリ単位で調整しながら仕上げていく。「一番こだわるのは、水の流れです」と語る山崎さんの言葉には、職人としての誇りがにじむ。 現場は4人のチームで動き、互いに支え合いながら作業を進める。休憩時間がきちんと確保されていることや、先輩たちの温かいサポートが「働きやすさ」につながっているという。 炎天下の夏場は空調服や保冷剤を使い、安全と健康を守りながら作業を行う。「まだ慣れないことも多いですが、先輩が本当に優しいんです」と笑う山崎さん。若さと誠実さを武器に、着実に成長を続けている。 |
| 1日のスケジュール | 7:45 出社・ラジオ体操・朝礼 8:30 現場作業開始(舗装工事・測量など) 10:00 休憩(15分) 12:00 昼休憩 13:00 午後の作業(舗装・清掃・片付け) 15:00 休憩(15分) 16:30 会社に戻り、工程表・書類作成 17:00 業務終了・退社 |
| 勤続年数 | 2010年(入社15年目) |
|---|---|
| 入社したきっかけ | 親戚を通じた紹介がきっかけ。家族ぐるみのご縁から『中村建設』に声をかけてもらい、「ここで頑張ってみよう」と入社を決意。気がつけば15年ほどのキャリアを重ね、今では電気工事を担うベテランとして活躍している。 |
| ストーリー紹介 | 住宅や公共施設、太陽光発電など、幅広い現場で電気工事を担当している樋口さん。配線や照明、スイッチの位置など、生活の細部に関わる作業を通じて「お客様の使いやすさ」を形にしています。「ここにコンセントがあってよかった」と言ってもらえる瞬間が、何よりの喜びだそうです。緊張感のある現場でも、社内では冗談を言い合える和やかな雰囲気があります。「人がいい」「話しやすい」――その人間関係の温かさこそ『中村建設』の魅力です。創立記念日や交流会など部署を超えたつながりも多く、家族を大切にしながら働ける環境も整っています。「できた」と感じる喜びを後輩と分かち合えることが、樋口さんのやりがいにつながっています。 |
| 1日のスケジュール | 7:45 出社・ラジオ体操・朝礼 8:30 現場作業開始(住宅・公共施設などで電気工事) 10:00 休憩(15分) 12:00 昼休憩(60分) 13:00 午後の作業(配線・点検・仕上げ) 15:00 休憩(15分) 17:00 業務終了・帰社、図面・書類整理 |
私たちのお仕事
『中村建設』は昭和25年の創業以来、熊本県天草市を中心に、道路、橋、トンネルなどの公共土木事業をはじめ、一般住宅や商業施設の建築、不動産、太陽光発電など多角的に事業を展開しています。地域の人々が安心して暮らせる環境づくりを使命とし、社会インフラから住まいまでを一貫して支える企業として歩み続けています。
会社の魅力
地域密着型の経営と社員の誠実な仕事ぶりです。単に建物を建てるだけでなく、地域の未来を見据えた取り組みを続けています。ZEH住宅や太陽光発電の導入は、環境に配慮した地域貢献の一例です。資格取得支援や研修制度も整っており、社員の成長を会社全体で支えています。
大事にしていること
『中村建設』が掲げる理念は「誠実・進取・奉仕」。感謝と思いやりをもって誠実に仕事と向き合い、率先して行動し、地域への恩返しを忘れない。この三つの精神が企業の根幹です。社員一人ひとりが地域社会の一員として責任をもち、自ら考え、行動する姿勢を大切にしています。
今取り組んでいること
再生可能エネルギーの推進、ZEH住宅の普及、若手社員の育成など、環境と人の両面で持続可能な地域社会づくりに力を入れています。地域ボランティア活動や学校行事への協力など、日常的に地域と関わる機会も多く、“まちの発展に貢献する企業”として信頼を築いています。
「建設業は、災害時に最前線で地域を守る仕事です。しかし現在、若手不足や高齢化という課題も抱えています。だからこそ、若い世代に業界の魅力を伝えていきたい」と中村社長は話します。天草に加え、大津市・人吉市にも拠点を構える同社。地域間の連携体制を強化し、建設業協会での活動も通じて他社との協力による技術継承・人材育成にも力を注いでいます。
取り組みたいこと
今後は、次世代型インフラ整備や地域防災への貢献、デジタル技術を活用した施工の効率化など、新たな挑戦を進めていきます。また、働き方改革や人材育成の充実を通じて、「安心して長く働ける建設会社」を目指します。地域とともに未来を創る仲間を増やしていくことが、私たちの次の目標です。
職場の雰囲気
社員同士の距離が近く、職種や年齢を問わず意見を交わせる風通しのよさがあります。現場では安全第一を徹底し、互いに助け合いながら仕事を進めるチームワークが根づいています。地域イベントへの参加や社員旅行などもあり、温かく明るい雰囲気の職場です。
福利厚生・制度について
資格取得支援や各種手当、退職金制度のほか、社員の健康や家庭を支える制度も整備。建設業界では珍しい完全週休2日制(土日休み)の導入や天候・工期に応じた振替休日・手当制度の拡充、柔軟な働き方の推進など、安心して働き続けられる環境づくりに努めています。また、地域でのボランティア活動や研修への参加も会社が積極的に支援しています。「休憩時間がしっかり90分確保されているのもうれしいですね」とスタッフの樋口さん。
代表メッセージ
「『誠実に、進取の精神をもって、地域に奉仕する』——。この理念のもと、『中村建設』は70年以上にわたり天草の発展とともに歩んできました。これまでは少し“固い会社”というイメージがあったかもしれません。代替わりを機に、もっと柔らかく、社員が意見を言いやすい風土にしたいと思っています」と中村社長は話します。
現在『中村建設』では、社内改革を実施。社員アンケートを取り入れ、制服の刷新やホームページのリニューアルを進行中。また、定期的な面談や現場訪問、懇親会によるコミュニケーション強化にも積極的に行っています。特にユニークなのが「朝礼スピーチ制度」。社員が仕事や趣味、家族について話し、次の担当者を指名するリレー形式が、部署や年代を超えたつながりを生み出しています。
福利厚生についても、「家庭があってこその仕事。オンオフのメリハリを大切にしたい」と中村社長。有給休暇の取得率も高く、現場終了後にはまとまった休暇を取り、旅行を楽しむ社員も少なくないとのこと。制度だけでなく、“人を想う経営”が根づいています。
「これからも地域のためにできることを追求し続けたい。どんなに時代が変わっても、人の心を大切にする建設会社でありたいと考えています。」
働く仲間を募集
経験の有無を問わず、地域に貢献したいという想いをもつ仲間を歓迎しています。土木、建築、営業、事務など多様な職種があり、資格取得支援やOJTを通じて着実に成長できます。誠実に仕事と向き合い、地域の未来を築く意欲のある方にふさわしい職場です。
編集部ひとこと
天草の地で70年以上にわたり、地域とともに歩み続けてきた『中村建設』。取材を通して印象的だったのは、建設という仕事の根底に「人のために」という想いが流れていることでした。社員一人ひとりの誠実な姿勢と、地域に寄り添う温かな社風。その両方が、この会社の信頼を支えています。未来を見据え、地に足をつけて挑戦を続ける『中村建設』の姿勢は、多くの人の心に響くはずです。
求人概要
この情報はプレミアム会員限定です。
