横場工業株式会社|巨大なものづくりに挑み、人と技術で応えていく

大型製缶を中心に、組み立てや修理、現地据え付けまで幅広く手がける『横場工業株式会社』。スケールの大きなものづくりに挑みながら、社内外の人とのつながりも大切にしている会社です。今回は、チャレンジを後押しする社風や、現場で成長を重ねる従業員の声、そして代表の想いから、『横場工業株式会社』の仕事と魅力を伺いました。

勤続年数 11年(2015年入社)
入社したきっかけ 私は工業高校の機械科を卒業していて、就職先を考えるときから「地元で働きたい」という気持ちがありました。高校で学んだことを少しでも生かしたかったので、ものづくりに関われる仕事を探していたんです。そんなとき、高校3年生のときの担任の先生から「こういう会社があるけど、工場見学に行ってみない?」と勧めてもらい、『横場工業株式会社』を知りました。実際に工場見学で第一製缶の建屋に入ったとき、まず製品の大きさに本当に驚きました。大型製缶なので、普段なかなか目にしないような大きなものを普通に組み立てている現場を見て、「こういう仕事ができたらかっこいいな」と強く思いました。その時の印象がとても大きくて、見学した段階で「ここに就職したい」と気持ちが固まりました。自分が学んできたことを生かしながら、スケールの大きなものづくりに携われる。その魅力が入社の一番のきっかけです。
ストーリー紹介 森さんは新卒で入社してから11年目になり、今は製造部製缶グループのチーフとして仕事をしています。製缶の仕事は、図面を見ながら材料を組み、溶接班へ回し、溶接後の歪みを直して塗装へつなげるまでの流れを担う仕事です。大きいものだけでなく小さいものもありますが、基本は図面通りに形にしていくことが中心です。入社当初は失敗も多く、部品の取り付け位置を間違えたまま溶接してしまったこともありました。そのときは頭が真っ白になりましたが、先輩や上司の方が助けてくれて、ものづくりは一人ではなく支え合いながら進めるものだと実感しました、と話します。 特に印象に残っているのは、昨年ごろに担当した業務で、「スクリューコンベア」と呼ばれる製品を129本製作したこと。森さんはそれまでほとんど携わったことがなく、最初はかなり大変でしたが、先輩や上司に教わりながら慣れていき、製作だけでなく工程管理にも関わりました。当初は工程表より遅れ気味でしたが、場所の使い方や物の流し方を工夫し、みんなで協力して挽回し、最終的に無事間に合わせることができました。お客様から「きれいな製品をありがとうございます」と言っていただけたときは本当に自信になりました。今は後輩の指導にも関わっていて、安全第一を何より大切にしながら、教える側としても成長していきたい、と力強く語っています。
1日のスケジュール 6:30 起床・準備
8:00 出社・朝礼。危険予知(KY)活動を行い、安全を最優先に確認します。
8:15 午前の業務。大型物件の製缶・加工・組立作業にあたります。
12:10 お昼休憩
13:00 午後の業務。引き続きの作業に加え、後輩への技術指導や工程管理を行います。
17:10 終礼。ヒヤリハットの共有や翌日の連絡事項を確認します。
17:15 作業終了。定時で退社し、プライベートの時間へ。
23:00 就寝。
会社や職種の魅力 大型製缶ならではのスケールの大きさが魅力の一つです。実際の仕事では、図面通りに材料を組み、溶接後の歪みを直しながら製品を形にしていくため、ものづくりの面白さをしっかり実感できます。また、ただ作業をこなすだけではなく、工程管理や後輩指導、現地工事などにも関わる機会があり、経験を積むほど任される幅が広がっていくのも魅力です。
自身が手がけた製品が評価され、感謝の言葉につながることで、達成感や自信にもつながります。先輩や上司に支えてもらいながら挑戦し、失敗も次に生かして成長できる環境があることも、この会社と職種の大きな魅力だと感じています。
求職者へのメッセージ この職場にはいわゆる職人気質の方もいて、入った当初は見た目が怖いなと思う人もいましたが、話してみたら全然そんなことはありませんでした。実際には、知識が豊富で技術力の高い方が多く、分からないことがあれば教えてもらえる環境があります。
ものづくりに少しでも興味がある方、学校で学んだことを生かしたい方、地元で技術を身につけたい方には、とても合う職場だと思います。『横場工業株式会社』は、大きな製品づくりに関われる貴重な環境なので、ものづくりの仕事に携わりたいという気持ちがある方には、ぴったりの会社です。

私たちの仕事

『横場工業株式会社』は、金属製品製造業として大型製缶を中心に事業を展開している会社です。以前は造船関係の仕事を行っていましたが、1980年ごろを境に大型製缶へとシフトし、現在では製作だけでなく、組み立てや修理、現地での据え付けにも対応しています。特に大きな強みは、陸送できないほど大型の製缶品を船で運び、現地に据え付けられる点にあります。大型製缶に対応できるだけでなく、専用岸壁を所有していることも、同業他社との差別化につながっています。
さらに近年は、組み立てのほか、電気配線や試運転まで含めた案件の相談も増えており、お客様の多様なニーズに応えられる体制づくりが進んでいます。取引先は関東を中心に全国へ広がっており、メーカーやエンジニアリング会社を通じて、食品、環境、製紙などさまざまな分野の案件に関わっています。大型のものづくりを通じて、技術を届けるだけでなく、信頼され必要とされる存在であり続けることが、この会社の仕事の根幹にあります。

会社の魅力

他社ではなかなか対応できない大型製缶を手がけられることが最大の魅力。陸送できない規模の製品を船で運び、現地に据え付ける仕事は、この会社ならではのスケール感があります。また、単に大きなものをつくるだけではなく、そこに関わる多くの人とのつながりを大切にしています。
ものづくりを通じて社内外のいろいろな人と接し、その出会いやつながりを一生の財産にしてほしい。技術を提供して終わりではなく、お客様から感謝され、『横場工業株式会社』を必要としてもらえるような関係を築いていくことに喜びを感じています。実際に、製品の立会検査や現地工事の場で「きれいな製品をありがとう」「次もお願いしたい」といった言葉を直接いただけることも多く、それが社員一人ひとりのやりがいにもつながっています。設計から製作、据え付け、メンテナンスまで一貫して関われるからこそ、全職種が同じ喜びを共有できるのも、この会社ならではの強みです。

大事にしていること

まず従業員一人ひとりの「熱意ある行動」を大事にしています。ものづくりの現場では、ただ指示を待つのではなく、自分から考え、動き、責任を持って取り組む姿勢が何より重要だと考えられています。経営面では、法を守ること、堅実な経営を続けること、そしてものづくりを通じて優れた技術を身につけていくことを大切にしています。
さらに、お客様に対しては誠実な奉仕の姿勢を持つことを重視しており、良い製品を納めるだけでなく、信頼関係そのものを築いていくことが会社の使命になっています。その考えを形にするために、社内ではトライアンドエラーを前向きに捉える文化が根づいています。失敗してもよいからまずは挑戦し、その失敗を次に生かして同じことを繰り返さないよう改善することが大事だという考えです。
また、役職の有無に関係なく、みんなが責任者やリーダーの意識を持って取り組むことも求められています。大きな製品だからこそ多くの人が関わる仕事になり、その中でリーダーシップを発揮し、自分の仕事に責任を持つことが、『横場工業株式会社』のものづくりの土台になっています。

今取り組んでいること

現在、特に力を入れているのは大型製缶の需要拡大に対応できる体制づくり。世の中全体でM&Aが進み、お客様側でもこれまで使っていた外注先が統合され、発注しづらい状況が生まれている中で、大型案件の相談が増えてきています。そのため、単独で受けるだけでなく、小規模な企業とも連携しながら、自社がまとめ役となって案件を進めるような可能性も広がっています。対象となる業界も食品、環境、製紙会社など幅広く、その分野ごとのニーズに応えられるよう設備面の強化も進めたい考えです。
また、船積みできる工場の増設も進めており、大型製缶と専用岸壁という強みをさらに生かせる体制を整えています。加えて、電気配線や試運転まで含めた案件にも対応できるよう、より高いレベルで受注を確実なものにしていく方針です。現場では毎月の改善提案制度もおこなっており、現場・事務所を問わず、実際に行った改善や今後のアイデアを出し合う仕組みがあります。効率化や品質向上、安全面の改善を積み重ねながら、より強い現場づくりに取り組んでいます。

取り組みたいこと

今後取り組みたいことは、本業である大型製缶をさらに発展させ、より幅広いニーズに応えられる会社になること。大型製缶の製造や専用岸壁を所有しているという強みをさらに強化したいという展望があります。引き合いが増えている今だからこそ、新たな工場や設備を活用し、お客様の要望により深く応えられる体制を整えたいという考えです。現在借りている隣接地についても購入の話を進めており、さらに生産環境を広げていく可能性があります。
また、関東のお客様が多いことから、東京の拠点も今後の拡大に向けた重要な存在として考えられています。現状は人員不足もあって不在の状態ですが、将来的には関東での営業や現地工事の拠点として、地の利を生かした展開も見据えています。設備面だけでなく、資格取得や技術習得を通じた人材育成も将来への投資として重視しています。大型案件をより確実に受け、現地工事や高度な対応まで一貫して担える会社へ成長していくことが、これからの大きな目標です。

職場の雰囲気

『横場工業株式会社』にはチャレンジを前向きに受け止め、互いに支え合う温かさがあります。社長自ら「失敗してもいいからチャレンジしてほしい」と伝えており、それが言葉だけでなく、現場の実践にもつながっています。森さんはじめ従業員の皆さんも自分が上司や先輩に教わりながら挑戦してきた経験をもとに、今は後輩に対しても「一回失敗してもいいからやってみて」と声をかけています。もちろん安全や基本を教えた上での挑戦ですが、そうした環境があるからこそ安心して成長できるのだと感じます。
また、年に2回の花見や忘年会、年末の餅つきなど部署を越えて交流できる機会も大切にしています。以前は家族も参加することがあったほどで、会社全体のつながりを深める文化が根づいています。さらに、働きやすさ改善の一環としてバーベキューや食事が振る舞われたり、暑い時期にはスイカやアイスが配られたりと、日常の中にもちょっとした気配りがあります。こうした時間があることで、普段なかなか話せない他部署とも関係ができ、仕事の確認や相談もしやすくなっています。

福利厚生・制度について

  • ・資格取得支援制度あり
    (費用は会社負担/資格手当として給与に反映)
  • ・実践的な学びの環境あり
    (練習場所・道具の確保、業務後の練習時間への配慮、外部講師による勉強会など)
  • ・座学・実技の両面でスキルアップ可能
  • ・住宅手当あり(遠方からの就職者対象)
  • ・一人暮らしの住居費負担制度あり

代表メッセージ

社員一人ひとりがどういう考えで仕事をしているのかを知るために声かけを意識し、現場とのコミュニケーションを図っています。例えば、月次の「改善提案」を通じて対話をしたり、自ら現場へ赴き、積極的な声かけをおこなっています。
大型のものづくりは一人では成り立たず、最終的にはグループで一つの製品をつくり上げていく仕事です。そのため、個人の技術だけでなく、周囲と協力できることを大切にしています。失敗してもそこで終わらず、改善しながら前へ進める人、トライアンドエラーを重ね、自ら行動を起こせる人を求めています。
ただ作るだけではなく、お客様に必要とされ、感謝される仕事を通して、人としてのつながりまで一生の財産にしてほしい。そんな想いが、社長の言葉の端々から伝わってきました。

働く仲間を募集

現在『横場工業株式会社』では、製缶溶接をはじめ、設計、現場監督、電気制御などの職種で随時募集を行っています。大型製缶という専門性の高い分野のため、経験者がいればもちろん心強いものの、経験の有無に関わらず、意欲のある方を歓迎しています。実際に新卒で入社し、現場で技術を磨きながら成長してきた社員も多く、中途入社でも熱意を持って努力する人は活躍できる環境があります。

編集部ひとこと

今回の取材で感じたのは、『横場工業株式会社』が単に大型の製品をつくる会社ではなく、人を育て、人とのつながりを大切にしている会社だということです。矢田社長の「出会いを一生の財産にしてほしい」という言葉は印象的で、技術や品質だけでなく、その先にある人との関係まで大切にされていることがわかりました。また、森さんのお話からは、見学で感じた憧れをそのまま仕事にし、失敗を重ねながらも着実に成長してきた姿が伝わってきました。大きな案件を仲間と乗り越え、お客様から感謝の言葉をもらえる経験は、この仕事ならではのやりがいです。
大きなものづくりに携わりたい人、地元で腰を据えて技術を身につけたい人、そして人とのつながりも大切にしながら成長したい人には、とても魅力のある環境だと感じました。まずは見学からでも、現場のスケールや雰囲気を知ってみる価値のある会社です。

求人概要

この情報はプレミアム会員限定です。

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